古今東西様々な企業が存在する日本では、毎年たくさんの会社が産声をあげ、それと同じ数だけの会社が清算という名の下、倒産しています。それは日本が資本主義という社会状況においては仕方のないことですが、そのような中でも生き永らえ続ける会社があります。
人間なら寿命というものがあり、永遠に生き続けることは不可能ですが、こと会社ということにおいては、うまく運営し続けることが出来れば100年、いやそれ以上の年月、存在し続けることが出来ます。それは絵空事ではなく、実際に100年を越す企業は存在します。
いや、それどころか200年、300年、400年以上もの間、経営され続けている会社だってあります。
そこで今回取り上げる会社はプラネックスという名前の会社ですが、この会社は設立されてからまだ15年ほどしか経っていません。ですが、この15年での成長には目覚しいものがあります。そこで今回の特集では、プラネックスという企業がどうしてこれほどまでに強い経営体質を身に着けることができたのかについて、経営ノウハウを詳しく解説していきたいと思っています。
プラネックスでは、創業時の資本金がわずか400万円でした。これは資本金としてはかなり少ない金額と言えます。このような小額の資本金では、経営規模もたかが知れてしまいますし、大手の企業や資産家たちから見向きもされなくなってしまいます。(プラネックス 志村芳希)